【怖い話】病院を改築した学生寮|夏のホラー、冬のホラー

私の大学時代は主に大学の学生寮で過ごしました。
その学生寮は、昔使われていたという病院をそのまま寮へと改造した建物で、かねてより学生の間では出る寮として噂になっていました。
実際寮生の中にはそれらしい物を見たという話もあり、厳しい寮規則(門限が恐ろしく早かった)もあってか深夜に部屋の外を出歩く人は居ませんでした。

そんなある日、学校のレポートに手間取っていた私はお風呂に入るのが遅くなってしまった事がありました。
風呂といってもこのボロい寮室に個別にバスルームが設けられている訳がありません。
寮生は入浴には下の階にある大浴場を使用します。
その大浴場はもとの安置場を改造した所らしく、この寮の中でももっとも出るスポットとして有名でした。
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【怖い話】伊丹の高層マンション|夏のホラー、冬のホラー

元カレが住んでいた伊丹の某高層マンション。
見るからに不気味で暗い感じ。
もう何人もの人が飛び降り自殺をしたらしい。

泊まりに行くのはかなりの勇気を要したけど、勇気を振り絞っていざ泊まりへ・・・。
なんていうかそこのマンション、外見もだけど中の部屋の感じも気持ち悪いんだよね・・・。
薄暗くて重々しい感じ。
なんか早く帰りたくなった・・・。

時間も遅くなり、寝る事に・・・。
途中・・・元カレがもの凄い勢いで私を起こしてきた。

カレ:「ちょ!!起きてや!!!!」
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【怖い話】虫ごとトウモロコシを食べた|夏のホラー、冬のホラー

俺の友人でズボラな奴がいた。
ある日、そいつん家に遊びに行くと奴はトウモロコシを焼いていたんだが、何かがポロポロ落ちている。
よく見ると・・・虫だった。

「おおおお前何してて」と慌てて俺が言うと「古いモロコシだったからなあ、でもホラ、TVとかで虫食ってる国とか出るじゃん、似たようなもんだって、お前も食うかい?」と。

「いや、断る」

「なら1人で食うもんね」と、物凄い勢いでモロコシを回し、ガリガリとモロコシを食ってしまった。

「お前絶対腹壊すって」

俺が言うと、そいつは「虫の幼虫だけにね、お腹がね」と、何のとんちも効いてない解らない事を言ってゲラゲラ笑っていた。
何だかはっきり言ってムカついた。
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【怖い話】牡丹が枯れない理由|夏のホラー、冬のホラー

私の家の裏側にある小さな空き地(公共地)では近隣の住民が勝手に隅の方を耕して土を盛って花壇にしている。
そんな花壇の中の一つに、うちの庭のすぐ裏に以前隣の住人が残していった花壇もあり、大株の牡丹があるとのこと。
毎年見事に花をつけるそれは、自分がバラを育て始めた数年前から私の疑問の種であった。

2m×60㎝位の面積で盛り上げられた土にキングローズと桃色の牡丹。
以前は白い牡丹もあったそうだが、それは何かの工事があった際に枯れてしまったらしい。
うちが越してきたのは18年程前だが母いわく、「その頃はまだ小さかったわねぇ」と。

突然旦那様が家出してしまったとこことで、隣の奥さんが気を紛らわそうと、それまで植えていた草花を一掃して植えつけたばかりだったという。
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【怖い話】深夜に線路を歩いている人|夏のホラー、冬のホラー

平成の十年の五月半ばの事だとハッキリ記憶しています。
その晩も仕事が終わった後に浜名湖へ夜釣りに出掛け、あまりよくなかった釣果に不機嫌な疲労だけが残った身体で帰路へつきました。

浜名湖の南側半周ぐらいの湖畔を通るロ-カル線があるのですが、当時住んでいた家に早くたどり着く為には、一カ所踏切を渡る必要があったんです。

僕は普段、深夜にそこの踏切を通る時には一時停止もせずに素通りなんです。
そんな時間に電車が通る事はありませんから・・・。
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【怖い体験】カブトムシの幼虫を掘りに裏山へ|夏のホラー、冬のホラー

ある日、兄がカブト虫の幼虫を沢山採ってきました。
僕も欲しくなり何処で採って来たのか、聞きましたが教えてくれません。

僕は裏山だと思い、次の日友達と2人で裏山に行きました。
幼かった僕たちは、カブト虫の幼虫がどんな所にいるか判りません・・・。
なので手当りしだいに掘って行ったのですが、もちろん採れません・・・。
僕たちどんどん山の奥に入って行きました。

すると、ちょっと土の色が違う所を発見しました。

「きっとここだよ。」

僕たちは嬉しくなり、掘り出しました。
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【怖い話】妖怪を追い出したという昔話を聞いたんだが…|夏のホラー、冬のホラー

つい最近の話だけど。
ある山の麓の話。

村の側を流れる川の畔に、人間の生肝が大好きな妖怪が住んでいたという。
その妖怪は通り掛かる人間を誑かしては死体を食いあさっていた。
しかし、最後は村から追い出されて、どこかに去っていった。

3年ほど前、伯母がその川の畔の道で事故に遭った。
いつものように車を運転していた所、急に意識を失って、気がついたら病院のベッドの上だった。

緩やかなカーブが時折あるだけのほぼ直線の道で、どうしてハンドルを切り損なってしまったのだろうと、親戚も伯母自身も不思議がっていた。
幸い命は取り留めたものの、脳に損傷を受けたのか、伯母は言葉が上手く出なくなってしまっていた。
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【怖い話】12日に山へ入ってはいけない|夏のホラー、冬のホラー

山登りにハマり始めた10代後半の頃の話
家の裏山で訓練しようと思って20キロの荷物背負ってヒーコラ言いながら歩いてたんだ。
よくその山でトレーニングしてたんだけど、人とすれ違うことってほとんどなかったんだ。

でもその日はやたら人とすれ違う・・・。
すれ違うたびに「こんにちは~」ってあいさつするんだけど、誰一人としてあいさつ返してくれない。
俺コミュ障だからさ、人の顔見て話しできないのね。
でもあまりに無視され続けるからちょっと頭来て、次すれ違う人には絶対顔見てあいさつしようと決意したの。

しばらく歩いてるとおっさんが山頂付近から降りてきてさ、俺も意を決して顔をじっと見てあいさつしようとしたの。
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【怖い話】夜になると壁を叩く音がする|夏のホラー、冬のホラー

友人は大学時代あるアパートに下宿した。
そこはかなり古かったけど格安な物件で住み始めてすぐ気になったことが・・・。
夜遅くたまにドンドンドンと壁を叩く音がするのだ。

20分くらいその一定のリズムで叩き続ける音がやまない。
毎晩てわけでもないから最初は無視していたが、あるとき気付いた。
その音はかならず金曜日の夜やってきて、しかも決まった時刻に始まり、決まった時刻に終わる。
それに気づいて急に気味が悪くなった。

そこは角部屋だから叩いてるやつは隣の部屋の奴以外ありえない。
隣は人が住んでるみたいだったが、一度も顔を見たことがなかった。
根が小心な友人は文句を言いにも行けずにいた。
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【怖い話】窓の外からボソボソ喋る声がする|夏のホラー、冬のホラー

俺はいわゆる甘えんぼ、というやつで小学校高学年くらいまで夜寝るときは父親のベッドで一緒に寝ていた。

ある夏の夜、いつものように父と一緒に寝ていたのだが、夜中に急に目が覚めてしまった。

トイレに行きたくて起きる、とかではなく完全に覚醒する感じ。
窓の外はジーっという虫の声と月明かりが照らす幻想的な雰囲気。

窓から月を眺めながらボーっとしているとあることに気がついた。
・・・窓の外から男の低い声でボソボソ喋る声が聞こえるのだ。
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【怖い話】溺れる友人の正体|夏のホラー、冬のホラー

私が小学四年生くらいの頃にあった話です。
私は小学二年~六年まで、地元の青年団ボランティアのような団体に入っていました。

内容は、地元の大学生がリーダーとなり、市内の小学生と休日、夏休みにキャンプやボランティアを行なうというものでした。
その年の夏休みは山奥の廃校にキャンプに行きました。

よく覚えてませんが、近くには上流の川が流れており、私たち小学生の子供たちはそこで泳いで遊んでいました。
上流の川というものは、大きい岩や石がごろごろと散らばっており、泳げるというものではありませんでした。

私たちは、広々と泳げたり、潜ったりできる場所を探しました。
丁度、川に架かった橋の下が、水が深く十分に泳げると分かると、私たちは喜んで泳ぎ始めました。

私は、近所のAちゃんと一緒にキャンプに参加していました。
Aちゃんは当時、のろまという事で少しみんなからイジメられていました。
私が川で潜っていると、隣でそのAちゃんが溺れているのが見えました。
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【怖い話】祟られた病院|夏のホラー、冬のホラー

昔、とある病院に検査技師として勤務してた。

ある時、病院を建て増しするってんで周辺住民の反対押し切って建てたんだが、その土地には地鎮を目的とした神様が祀ってあって、それが反対理由だった。
そんなの無視と言わんばかりに勝手に祠を移動して建てたそれからが不幸の始まりだったんだ。

まず、その年に感染性の嘔吐下痢症が流行り、患者さん職員含めてダウン。
それが原因で死亡した患者さん数名。

職員の身内に事故や急死などの不幸が続き、恐くなってお祓いに行った職員が有り得ない医療ミスを犯しクビ等々・・・。
偶然にしては色んな不幸が一気にやって来たんだ。
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