【#滋賀の心霊スポット】 琵琶湖 - とある場所で、キャンプをした。その夜・・・ 【#恐怖体験】【#怖い話】【#夏のホラー冬のホラー】

あんまり思い出したくない話しなんだが、、、

もう20年以上前の事、原チャリで琵琶湖を回ってキャンプしてたんだが湖北のある砂浜(場所はもうはっきりしないし、思い出したくない)で今夜はここで泊まろうって事でテントの準備をした。
浜までは道路から20mくらいあるんだが、なだらかな土手があったので、バイクごとその浜辺へ降りていった。その途中に、浜茶屋の跡みたいなのが、どういう訳か焼けた状態で残ってたんだが、そこはなんとなく避けて浜に降りてキャンプした。
大きな松の木が一本と、その横に中くらいの松が寄り添うように一本。

松の木にロープをかけ、そこにテントを張って寝床の準備。
夏だったのに人気も無かったので簡易コンロで食事の準備。
通りかかる人もほとんど無かったんだけど、そのうちおじさんが一人

「あんたらここに泊まるんか?」

と聞いてきたので

「ここは有料のキャンプ場か、立ち入り禁止の場所でしたか?」

と、一応確認のために聞いてみたのだが、

「そんなんやないけど・・・」

とだけ言っておじさんは足早に帰っていった。

食事も済ませて、明日はどこまで行こう、なんて話しをしながら夜の琵琶湖を眺めながら4人でコーヒーを啜って話していた。
別になんて事ない夜に思えたんだが、どうも昼間に見た浜茶屋の跡のような所が気になってしかたなかった。

夜も更けて、そろそろ寝るか、という話しになって、昼間の走行で疲れもあってテントに入ってそうそうに寝付いてしまった。
ただ、夏の初めではあったけど、湖面から流れてくる風は冷たかったのでテントを全て締め切って寝る事になった。
風はそんなに強くはなかったのに、妙に松の木が音をたてて揺れてテントを支えるロープがたわむのを感じてはいた。

寝付いてからしばらくして妙な感覚で目が覚めた。
腕時計に目をやると、午前3時になるところだった。

「あぁ、こんな時間に目が覚めると、昼間眠くなるなぁ」

などと思いながら横たわっていると、目が覚めた時の感覚がまたジワリと襲ってきた。

「なんだ?」

目を開けてじっとテントの屋根を見ていると、隣で寝ていた友人の「ハァ、・・・ハァ・・」という息遣いに気づいた。
ふと隣を見ると、その友人がタオルを掴んでブルブル震えている。

「どうした?」

起きているであろう事は分かったので体調不良でも起したのかと思い、小さな声で聞いてみた。

「うぅん・・・うん・・・」

うわ言のようにうなづくだけで、それ以上何も言わない。
でも、相変わらず震えている。

「おい、おいって!」

その声に反応したように、残りの二人も

「うわぁ・・うわぁ・・・・」

と小さな声を上げた。
皆一応に上を向いて震えていたので、テントの上に目をやるとさっきは死角に入っていて解らなかったのだが、テントの角の上の方に明らかに人の足とわかるものが、ヒタヒタと当たっている。

「うわぁぁぁ!」

あまりの恐怖に引きつってしまい動けない。
すると、その足はゆっくりとテントを伝うように浜に降りていった。
足の影が見えなくなった時、全員で少しほっとしたように顔を見合わせた。
とてつもなく長い時間のように思えたが、腕時計はまだ3時10分になったとこだった。

誰かが

「何、今の?」

と口を開いた瞬間、俺の隣にいた友人がそれを制した。

「聞こえる・・・」

全員で耳を澄ませると、ザクザク、ザクザク・・・とテントの周りを歩いていく足音。
さっきテントの屋根に見えた足が、どう見ても子供くらいの大きさでそれがとっさに思い出されるような、小さな足音だった。

ザクザク、ザクザク、・・・・ザクザク、ザクザク・・・

早まるわけでもなく、立ち止まるでもなく、同じペースで歩いている。
皆で身動きもできずに固まったままその足音だけを聞いていた。
時折、光の当たる部分に来ると、小さな人影がチラチラと動くのが見えた。

「はよ日がでぇへんかなぁ・・・」

それだけを願いながら時間が過ぎるのを待った。
やがて少し空が明るくなりかけた時、中の一人が精神の限界に達した。

「もう我慢できん、俺は表に出て確かめる!」

そうは言ったものの、そいつの手足も震えて立ち上がる事さえ無理そうだった。
その時だった、明け始めた空の明るみにさっきからチラチラしていた人影が少しづつテントに近づいてくるのが解った。

「もうあかん!」

なぜかは解らないけど、その瞬間はそう思った。
バタバタバタ!っと大きな音がしてテントが大きく揺れた時、全員一斉に気を失ったようだ。

しばらくして目が覚めると、また、ザクザク、ザクザクと足音がする。

「起きろって!」

他の仲間を起してまた耳を澄ますとその足音がだんだん近づいてくるのが解った。
すでに明るくなった琵琶湖を背景にして黒い影がテントの前で来ると入り口の窓の部分に近づきバッと窓を開けた。

「ヒィ~!」

大の男でもああいう声が出るものだ。

「あんたら、やっぱりここに泊まったんかい。」

足音の主は昨日のおじさんだった。

「ハァ・・・・・・・・・・」

へたり込んだ我々におじさんが続けた。

「なんや、やっぱりなんかあったんか。」

俺は昨夜の出来事をおじさんに話し、足音はおじさんだったのかと聞いた。

「いや、夜中にこんなとこに来る奴なんてほとんどおらんで」

ゆっくりと登りはじめた朝日を見ながらおじさんは続けた。

「あそこに家の燃えた跡があったやろ、そこには15年前までお婆さんが住んでたんや。息子は漁師やったんやけど、道楽者で仕事もせんとブラブラしとって、お婆さんの年金をせびって暮らしとったんや。」

「でも、そんな事を続けてたらお婆さんも金がのうなってしもて、最後は首吊って自殺してしもたんや。そのお婆さん、毎朝この浜を散歩するのが日課でなぁあんたらが聞いた足音はそれやったん違うかなぁ。」

足音についてはなんとなく事情が知れたのだが、あの足は?

「ひょっとしておっちゃん、その首を吊ったんて・・・・」

と聞くと、おじさんは松の木を指差して

「ほら、あんたらがテントのロープ結んでるそこ、紐が見えるやろ、あれがお婆さんが首吊った時の紐の残りや。そやし、ようこんなとこで寝るなぁって。」

先に言えや!と思いながらもそんな気力も出なかった。

「そやけど、あそこの家の跡で寝ようとしてたら止めたけどなぁ。」

ん?と思って聞くより先におじさんが話しだした。

「お婆さんが死んでからも、息子はあそこで暮らしてたんやが、ある日いきなり自分で灯油をかぶって火つけて家ごと燃えて死んだんや。みんなお婆さんのばちが当たったんやって言うてたんやけど、前にあそこでキャンプした二人組みが、テント残して消えたんや。どうなったかは知らんけど、ともかくあそこはええ事ない場所やしなぁ。」

オイオイ・・・そう思いながらも朝食も摂らずに我々はその場を後にしてその後の予定もキャンセルして逃げるように家に帰った。

それから数年して、その時の仲間の一人が知人にその話しをして信用してもらえないからと、その浜を探しに行ったらしいのだが結局、ここだ、と特定する事が出来なかったらしい。
しかもそいつは、その年の秋に交通事故にあって植物状態になってしまった。

俺にとっては、その時に遭った怪現象に加え、友人の事故という理由であまり思い出したくない経験になってしまった。
事故は偶然とも言えるだろうけど、場所を特定に行った際に撮った写真にいろいろあったりで、怪現象との関わりが全く無いとも言えなかったので仲間の間では封印された話しになってしまった。

あれからかなりの時間が経ったので、その後のいろいろな事件には触れずにその時の経験だけをお話します。

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