【怨念・呪術話】たぶん女性の脚【#恐怖体験】【#怖い話】【#夏のホラー冬のホラー】

始まりは、憑かれる一年前でした。
女系霊媒師の血を引く友達がいて、その子自身は普段霊感キャラじゃないんだが、実体験が多い。
そんなその子が家に泊まりにきた。

電気が一瞬消えたりとかのたいしたことない現象もあったけど、居間で話してるときに、妙なことがあった。
視界の端を何かがさっと通過した。(私が見た)
会話に集中すると少しくらい周りがどうでもよくなるので、私は特に反応しなかった。

でも、友達がその辺りを勢いよく見て「今さ・・・・・・」と真面目な顔をする。
間に堪えられなくて、「うん、何か通ったよね」と返すと友人はホッとした様子で「良かったぁ、私だけかと思った!今、脚がそこ通って行ったよね」と。
私はそこまではっきり見てなかったので、聞かなきゃ良かったと後悔した。
うちの家族は好き好んで心霊番組見たりはしないんだが、オカルト的なものに理解がある。
引越先候補を見に行くときに、霊的なものを考慮するくらい。
今のマンションは、廊下の奥の非常階段の辺りが何か嫌だということで、そこからちょっと離れた部屋を借りている。
うちの家主に笑い話として脚の話をしたら、非常階段の方向で一度脚を見たそうだ。
だからたぶん、マンションに元からいるやつが、たまたまうちの部屋を通過したんだろうという結論に落ち着いた。

そんな事があったのもほとんど忘れていた一年後の夏。
ホラー映画を見た後とか、そういうときは過敏になっていて、見間違いとかもあるかもしれないですよね。
私はその時、兄の部屋でど○ぶつの森をプレイしていて、怖がるどころか癒されていたんですが、見ました。

ふと風が寒いなと思って、開いたままだったドアを閉めようとしたら、脚がそこにいました。

薄暗い廊下ではなくドアのすぐ手前に、すごい存在感を持って、こちらにつま先を向けて立っていました。
気のせいと思えないほどに質感を覚えています。

色白で、形だけ言うなら正直美脚だったので、たぶん女性です。
膝はなくて、ふくらはぎから下。

グロい断面は恐らく無い。
赤さが記憶に残っていないから。

ただ肌が、生きている人の肌だとは思えなかったです。
乾燥していて、ふつふつと小さな傷がいくつもあって、血管が青というか緑というか。

何より脚がまとう雰囲気が、ただ通りすがりだった時と違いました。
私を確実に意識して、こちらを向いていて、怒っているか恨まれているんじゃないかと疑うくらい、嫌に冷たくて重かったです。

1秒弱くらいしか見てないんですが、思わず目を背けて兄にくっついた後、足でドアを閉めてからそちらを見ましたが、もういませんでした。

めちゃくちゃ怖かったので、その話はすぐに家族と親友に話しました。

親友とは食事しながら話したんですが、その話の後に、テーブルクロスの下から友人が脚をぶらんと一度こちらに蹴った。
怖がらせようとしているんだと思って「やめてよw」と言うと、友人「は?」と本当に知らない様子。

試しに脚をのばしてもらったら、彼女の脚はそんなところまで届きませんでした。

マンションにいたはずの脚が、外出先にまで現れたんです。
同じ脚かわかるわけじゃありませんが、それ以降一日一回のペースで脚が視界を横切りました。
幽霊苦手な私はビビりっぱなし。

昔から霊感がある高校教諭に相談したところ、
・怖がると余計からかわれるから平常心で
・墓参りに行ってご先祖様を味方につけろ。
・守護霊信じないなら、ついでに幽霊の存在を信じるな。
とのこと。
結局一番目を実践して、脚が視界に入っても鼻歌を中断しなくて済むくらいになったら、脚は現れなくなりました。

最後の方になって、母が「(私)ちゃんが見る足って、足首だけじゃないの?」と突然尋ねてきた。
ブーツ丈くらいだと伝えると、まぁ!と驚く。

「今までずっと足首だと思ってたんだけど、今朝夢でブーツ丈の脚が玄関にいたの。(私)ちゃんが見たのと同じ脚かしら」
・・・友人、家主、母、と多くの人間に脚の存在肯定されたことで私さらに怖くなりました。
夜中に屋上や廊下を誰か歩いてたりする音がしますが、脚は今もマンションにいるのかもしれません。

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