【怨念・呪術話】激烈なイジメ【#恐怖体験】【#怖い話】【#夏のホラー冬のホラー】

幼稚園時代からの知り合いにMというやつがいた。
Mは小さい頃から性格が乱暴で根性がねじ曲がっていて、顔つきまで憎たらしいやつだった
小2の時、同じクラスになったので話しかけたら理由もなく股間にパンチしてきやがった

とにかく徹底的に嫌われ者で、近所でも学校でも有名だったんだ。(歌まで作られていたw)
Mの母親はMのひどい性格について悩んでいたようで、有名な宗教関係者のところへ相談に行ったのだが、その人が言うには「Mにはとても強い因縁霊が憑いており、それがMの気性を異常に険しいものにしている。このままでは彼の人生はどんどん悪くなる」と言われた。
しかも霊が強力で、すぐに祓う場合は素人では死の危険がある荒行になる、という。

そう言われてMの母親は泣きながら、そんなことはとても息子にさせられませんと断ったそうだ
うちの母親はMの母親と昔から親しいのでこの話も母から聞いたけど、俺は「Mなら悪霊くらいマジで憑いてそうだ」・・・と思った。
そんな事もあって俺はMとは極力距離を置いた。

しかし、小学校時代はともかく、中学に行くとMの状況が変わった。
小学校の時と違い、地域の公立中学は当時かなり荒れていてイジメが横行していた。
陰気でひねくれ者で人相まで悪いMは速攻でクラスのDQN連中から目をつけられた。
中でもクラスにはEという中1にして身長180センチ近い凶暴ないじめっ子がいたのだ。
Eは彼の出た小学校では余りにひどいイジメをする有名人だったらしく、マジで3人「転校」させたらしい。

このEがMのことを特に嫌いまくり、昼休みといわず、放課後といわず、毎日仲間のDQNと一緒にMを取り囲んでボコボコに蹴りまくっていた。
Eはひどく暴力的だったが、彼は親分肌と派手な性格でクラスで妙な人気があり、そのためクラスでは全員でMイジメを楽しむ雰囲気さえあった。

しかしMの性格も相当なもので、Eやその仲間の持ち物を教室の窓から中庭に放り投げたりする。
当然、Eたちは激怒し、イジメはますますエスカレートする悪循環だった。

秋の球技大会の時にはチームリーダーのEへの当てつけで、Mは球が来る度にわざと敵チームにパスしてたので、試合後エキサイトしたクラスの男子総出の袋だたきとなった。
中2以降はMと同じクラスにならず、その後のことはあまり知らないが、聞いた噂では相変わらずの有様だったらしい。

その後、高校生になって忘れたころに町でMを見つけた。
なんとMは俺が知ってた頃とはうってかわって明るく、人当たりの良い感じになっていた。
あの憎たらしかった顔つきまですっかり変わっていた。

実は中学三年の秋頃、Mの顔つきが急に明るくなり性格も素直になったので不思議に思った母親が以前の宗教関係者の所へ連れていったところ、なんと因縁霊はきれいに落ちています、と言われたそうだ。

その人も驚いてこれまでどんなことをされましたか?と訊いたそうだけど、Mの母は特に何も覚えがなかったという。
この3年間ほどでMに変わった事があったと言えば、Eたちに毎日イジメで袋叩きされていた事ぐらいだが・・・。

実はこの袋叩きがMに憑いていた霊を叩き出してしまったのかもしれない。
キツネ憑きとかで、霊に憑かれたやつを棒で叩きまくる修法があるが、あの3年間にわたる激烈なイジメはすさまじい荒行に匹敵するものだったのだろう。

Eに出会わなければMはあのまま嫌われ通しの人生で、どんどん不幸になるはずだったのかもしれない。
こうしてみるとMはEたちに人生を救われたことになる。

いまMは家業を継いで近所の愛想の良い肉屋の主人である。

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