【心霊・幽霊話】夜釣りにて【#恐怖体験】【#怖い話】【#夏のホラー冬のホラー】

私の趣味は釣りです。
一口に釣りと言ってもいろいろなカテゴリがあります。

フィールドで分ければ海釣りや川釣りがありますし、磯釣りや船釣り、ルアー釣りなどいろいろなわけ方があります。
私が好きな釣りは投げ釣り、キスやカレイがメインターゲットになります。
ただ釣りは自然相手。
季節毎の魚がありますから、釣果はどうしても似たものになります。

我が家は皆、魚好き。
時に子供や家内からリクエストがあり、普段とは違う魚を釣りに行くことになります。
よくあるリクエストはアジ。

アジ、特に外房のアジは金アジで小さくても非常に美味。
ただ残念なことに、アジは投げ釣りのターゲットではありません。
私にはこの釣りはあまり面白くはないのです。
ですから私のアジ釣りは夜のうちに焼酎をやりながら数釣り。

すこーし休む。
そして魚を生かしておいて、翌朝生き餌にしてヒラメや回遊魚を狙う。
いつもこんなパターンでした。

4年ほど前の夏のこと。
そう、会社のお盆休みの際の話です。
いつものようにアジのリクエストを受けた私は外房の某漁港に出かけました。
お盆休みのことまた場所も安全なお気楽堤防です。

日中は子連れのファミリーフィッシングで、堤防はかなりの賑わいでした。
ただ日が傾くと家族連れはひと家族、ふた家族と帰っていきます。
アジ釣りは夜釣りですし、私は堤防が空くのを待って竿を出しました。

この日は月の無い大潮。
潮が大きく動くアジ向きの日です。

宵のうち、暫くの間アジは快調に釣れ続きました。
戸外で飲む酒はたまりません。
同時に焼酎も好調に進みました。

しかし深夜の底りが近くなり、潮があまり動かなくなってくると、ぱったりとアタリが止まってしまいました。
そしてこの頃になると釣り人もかなりまばらになっていました。

さてどうするか・・・・・・。

お酒も大分入ったこと、少し休まないと明日の泳がせ釣りが頑張れそうもないことそんなことで私は暫く休むことにしました。
と言っても道具を片付けるのは面倒です。
近くに銀マットを敷き横になることにしました。

月の無い暗い夜です。
柔らかな風が程よく吹き車中泊よりは心地よい感じでした。
大の字になって、暫くウトウトとしていると『トトトトトトッパタパタパタッ』と、足音が近づいて来ます。

『パタパタパタパタッキャキャッ』と、小さい子供が何人か走り回っています。

夏休みのことですから場所取りは厳しいです。
しかしこんな深夜から随分気が早い・・・。

そんなことを考えているうちに足音は益々近くになります。
『パタパタッキャキャッ、キャキャッ』と、もう私の寝ているすぐそばです。

「他の釣り人もいるのになぁ・・・。」

煩いけどこんな所で寝てる自分もちょっとなあ。
注意したらその後気まずいしなぁ。
目を開けたらもう一度寝るのは無理だろうなぁ。
などと考え、やり過ごそうとしていました。

その時何者かが私の両足を掴み凄い力でグッと持ち上げました。
息が詰まり声も出ませんでした。

それが3秒なのか、30秒なのか、どういうことかわかりません。
また引っ張られた時、目を開けて相手を見ることも、どういう訳か出来ませんでした。

夢の一言で片付けるにはあまりにも現実味があって近くの釣り人に尋ねてしまいました。
「今、子供連れは来ませんでしたか?」と答えはご想像のとおり怪訝な顔をされました。

それから足首、お約束通り赤くなっていました。

シンプルな話ですが、実際に体験すると本当に怖かったです。

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