【怨念・呪術話】儀式めいた事をしていた女の子【#恐怖体験】【#怖い話】【#夏のホラー冬のホラー】

昔、悪夢を見た時は人に内容を話したほうがいいと言われて、それ以来、その理由も解らず悪夢を見た時は朝のうちに親に話していました。

つい最近、近所の家に20年以上前に住んでいた幼馴染のAちゃんが帰ってきていました。
帰ってきたと言っても、昔過ごしたこの地域に着ただけで、今ではAちゃんが住んでいた家は別の人が住んでいます。

でも私はそれほど女性に気軽に話せる男でもありませんし、帰ってきたという話だけ聞いてから、「あっそう」という感じで受け流していました。
ですが、私の記憶にはかな~り嫌なものが、Aちゃんが帰ってきたタイミングで思い出してしまいました。
何かの拍子に思い出す事はありますよね?

その思い出しついでですが、その内容を書き込む事で、悪夢を見た時は人に話せばいい、というジンクスを実行しようと思います。

今から20年前の話になります。
私が住んでいるところは過疎化が進む農村の一つで、子供の数は年々減る一方でした。
そのせいか近所に住んでいる同級生など居ない場合も殆ど。
今もそうなんですよね。

偶然にも私の近所にはAちゃんという女の子が住んでいて幼馴染でした。
いつ頃からどういうきっかけで出会ったのか解らないので、ほんとうに小さい頃からの幼馴染です。

近所にはどこかの土木関係の会社が廃材置き場として使っている場所があり、そこでいつも二人で遊んでいました。
そこには石材、車、それにたまに本なども捨ててあり、まさに子供にとっては宝の山ですが、そこにあった車らしきものに秘密基地だとか言って、陣取っていました。

小学校に入る前まではAちゃんしか友達が居ないので、「女の子」というのがどういうのが普通なのかは解りませんでしたが、小学に入学してから、Aちゃんという人間が少し他の人と違う事には気付いていました。
簡単に言うと、オカルト好きなのです。
それと少し電波が入っています。

私が爆竹で遊ぶ横でAちゃんはいつも儀式めいた事をしていました。

子供のやることですから、何らかの儀式系の専門書を見るわけでもなく、何かしらの目的があるわけではなく、ただ「儀式らしき事」をする事を楽しんでいたのでしょう。
ですが、子供であるがゆえに、儀式の内容も残酷なものでした。

おたまじゃくしやイモリ(ヤモリ?)などを捕まえてきては、残酷な方法で殺すのです。
そしてその死骸を使って何やら儀式めいた事をするという、私の親がそれを知れば、「もうあの家の子供とは遊んじゃダメ」っていうぐらいのレベルです。
でも、当時の自分も、生贄(いけにえ)を捕まえる役をしていましたから、それを殺す事も躊躇していませんでした。

多分6月頃だったと思います。
Aちゃんが「儀式に使えそうな良いものを手に入れた」と言って自分にそれを見せました。
最初、イモリやカエルなどよりもランクアップしたネズミだとか蛇かと思っていましたけど、それを見た時はさすがの私も驚きました。

人間の手です。
それは泥にまみれていて、ほんの少し前までは本体と繋がっていたと思われるほど、色鮮やかだったと記憶しています。
ピンクと白?の肉が切断面の手の皮を押しのけて飛び出ていました。
それは自分がイメージしていた人間の切断された手と違ってたと記憶しています。

どこで手に入れたのかと聞けば、拾ったと答えるだけでした。
Aちゃんはそれを儀式に使うレベルの高い物として、図工かなにかで作った簡単なカギ付きの木箱に保存しました。

その日の夜、親が食事の時に、近所に住むお婆さんが田んぼで作業中に機械に巻き込まれて亡くなったという話をしました。
機械に巻き込まれた際に身体の一部が千切れて、手だけ見つかっていないという話です。
さすがに馬鹿だった自分でも、Aちゃんが持っていた手とおばあさんの手が紐付きましたが、親にはそれは言えませんでした。

当時、親に近所の廃材置き場で遊ぶことについて酷く怒られていたので、それでまた怒られるのを避ける為です。

翌日、Aちゃんにその事を話したのですが、貴重な儀式の材料を取られてはたまらないと、猛反発です。
しまいには、それを奪おうものなら全ての力を振り絞って呪い殺すと脅されたのが印象に残っています。

翌日、Aちゃんが手が無くなったと大騒ぎをしていました。
私が手を取ったのじゃないかと疑い、私の家の中も探して周っていました。
Aちゃんが鍵を閉めた例の木箱は秘密基地の中に置いていたのですが、木箱には開けた形跡が無く、それはそこから消えてなくなっていました。

その時私は、多分たぬきか犬が取っていったのだろう、とAちゃんに説明したと覚えています。
まぁ、カギ付きの木箱をこじ開けて元に戻す器用なカギ持ち犬などが居ればの話ですが・・・。

当時、自分の祖父が飼っていた鶏が犬に食われた事件があって、その鶏は羽だけ残して消えていたので、器用に鶏小屋をこじあける印象があったのです。

それから5年後ぐらい絶ちまして、Aちゃんと自分はもうそれほど一緒に遊ぶことは無くなっていました。
お互いに性別を意識し始めたからでしょうか。
ただ好きとかの感情ではなく、男と女が一緒に遊ぶのは変という理由だったと思います。
自分は遠く離れているクラスメート達の家に行って遊んだりしていました。

その頃、クラスでは心霊だとかこっくりさんだとかオカルトブームとなっていて、学校の七不思議や、心霊スポットなど、色々と向かっている連中もいました。

連中の一人曰く、ある農家の納屋に、置き去りにされている作業用手袋があり、その中に中身が入っているという話をしていました。
まぁ、バリエーションは幾つかあります。
手袋の中に手が入っているのが見えた人が死ぬとか、不幸になるとか、ある特定の時間になると手が入っているとか・・・。
ただ、この話の成り立ちがお婆さんが農業用機械に巻き込まれて死んだというのが基点にある事は誰もが知っていました。
つまり、納屋とは死んだお婆さんの家にあるのです。

すいません、ここから先の話は自分の記憶がかなり曖昧な部分で、なんとか思い出しきった部分です。
なんでそうなったのかは解りません。
かなり支離滅裂というか、つじつまが合わない部分はご了承ください。

その心霊スポットに向かうという計画にのり、私はクラスのみんなと一緒にそこへ向かいました。
肝がすわった大人じゃありませんから、学校の帰り、まだ明るいうちに行ったと思います。

お婆さんの家の納屋はその時もお爺さんが使っていましたから、落ちている手袋がいつまでも片付けられないのも不思議な話です。
道路から見えるその納屋の中には、昔からそこにあったかのように、手袋が落ちているのです。
指はこっち向き・・・。
なので、背後に回らなければ中身が入っているかは解りません。

で、自分と友達の二人が中身を確めるために、手袋の背後へ。

そこまで記憶はあるのですが、それからは病院に居たという記憶しかありません。
なんでも私が手袋を見に行ったときに、叫びながら道路に飛び出したそうで、そこで車にひかれたという話です。
まぁ足の太ももを12針ぐらい縫う怪我で済みましたけど、多分、叫んだ内容はこうでしょう。

「中身がある!!!」

それから、Aちゃんにこの事を話しました。

もう1年ぐらい口をきいていなかったと思います。
でもAちゃんは昔と同じ様に黙って私の話を聞いていた記憶があります。
Aちゃんは人間関係を細かく意識しない性格で、多分20年ぐらい口を聞かなくても、20年前と同じ感じで話をしたと思います。

そのAちゃんは黙って話を聞いた後に、お婆さんの手ならまだ持っていると言い始めました。
見慣れた、懐かしい木箱を取り出してきて、この中にあると言うのです。
見せて欲しいと言いましたが断られました。
まぁ当然だと思います。
手が無くなった時に私と私の家族は全員Aちゃんに疑われたのですから・・・。

すいません、この話はここで終わりです。
私が体験したものをそのまま書いただけなので、オチもありません。
ただ、私にとっては、あの手だけは心の中から退けたい記憶です。
ホラー映画などは頻繁にみますけど、どんなにグロい印象があっても、その手だけは常に頭の片隅に残っているのです。

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