【心霊・幽霊話】雑誌『ムー』での特集【#恐怖体験】【#怖い話】【#夏のホラー冬のホラー】

昔、小学生の時『ムー』についていた小冊子を見ていたら、『君にもできる!オバケの声を録音!』という阿呆な記事があって、阿呆な自分はその方法を実践したんだ。

当時はCDもなくラジカセの付属のマイクで、「霊界の皆様、現世で言い残した事がありましたらこちらでお話下さい・・・」と言ってカセットを空録音するという簡単な方法だったしね。
部屋を暗くして部屋から退室してオートリバースで60分。
隣の部屋にはアニキが勉強していたけど邪魔をしてはいけないと思い内緒でやっていた。

60分経ってA面を真面目に再生したが、ザーという音しかしない・・・そりゃそうか。
しびれれを切らして頭出しボタンを押した。
何かが入っていれば、チュルル~て音するしね。

B面に入って半分・・・『チュルルチュルルチュルル・・・』

小学生の阿呆の分際で恐怖だけは一人前に感じた。
恐る恐る巻き戻して再生したんだ。

『ザー、(ここでなぜかノイズが完全にクリアーになる)』

『ギギー(鉄のドアが開くような音)』

『ママー止めてー(男の子?)』

『止めてよーママー(女の子?)』

『助けてー!止めてよ!(二人。)』

『シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ。(ママーらしき人はここで書類のような物を数える)』

『ママー止めてー(叫び続ける子供達)』

叫び虚しく鉄のドアは再び閉まった。

『ギーーーガッシャーン・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザーーー』

青ざめた俺はアニキの悪戯と決めつけて隣の部屋に殴り込んだ。
テープを聞かせたらアニキも青ざめていた。

「お前?下にいたんだろ?(自分の部屋は2階)こんな大きな音聞こえたか?」

確かに・・・ありえない音量で録音されている。
で、自分の部屋のドアを思い切り閉めて実験してみたんだよね。

「駄目だ・・・ノイズが消えない・・・」

似たような音は出るけど、お袋からうるさいと苦情がでる始末。
考えたら男の子と女の子の多重録音なんてラジカセじゃ無理だ・・・二人いないと・・・。

「この声はどうやったら吹き込めるんだ?」

当時はかぐや姫やらオフコースの心霊レコードが有名で、アニキと俺は話し合い「呪わしいから消却しよう」と結論して消却したんだ。
未だにあの会話の意味が解らずにいる。

みんなもふざけ半分で霊界の声を聞こうとかしないでな。

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