【怨念・呪術話】こっくりさん、北の窓が開いています【#恐怖体験】【#怖い話】【#夏のホラー冬のホラー】

私が小学校5年生、そして6年生のころに体験した事実です、
当時地元の新聞にも載りました。

当時こっくりさんがブームでした。
オカルトに興味があった私も興味津々だったので同じクラスの幼馴染の親友Aと、親が神社をやってるまじめ(俺らのグループでは)B、儀式そのものに参加はしないものの見届け役としてC(おっちょこちょいでふざけ癖がある)と一緒にこっくりさんをやろうという話になりました。

そして放課後・・・。
4人以外みんな帰宅したのを見計らい、私たちはこっくりさんの準備を始めました。

「こっくりさん、こっくりさん、北の窓が開いています、どうぞおいでください・・・」

十円玉は指を乗せたまますーっとはいの場所へ移動しました。

「うゎー信じらんねー」

Aが言います。

Bは冷静な表情で十円玉の動きを目で追っていました。
私はあまりの緊張に指が震えてきました。

その光景を私たちの後ろでみていたDは十円玉が動く現象を信じられないらしく「動かしてるの誰だよ、インチキだインチキだ」と叫んでいます。
すると、十円玉が質問もしていないのにもの凄いスピードで動き出しました。

『こ・・・・・ろ・・・・・・・す』

わたしたちはぞっとしました・・・。

Bが聞き返します。

「だ、誰をですか」

「○・・・和(Cの名前)」

十円玉の動きを追いながらその文字を読んでるうちに私たちは声が出せなくなりました
殺すという直接的な言葉に動揺したのかCは震えています。
私はなんて言葉をかけていいかわかりませんでした。
しかしBだけは冷静に質問をつづけました

「ゆるしてくれませんか?」

『いいえ』

「ゆるしてくれませんか?」

『いいえ』

Bはしつこく質問を続けます。
何度このやり取りが続いたでしょうか、

「ゆるしてくれませんか?」

『・・・は・・・・・い・・・・』

それではどうぞお帰りください。

冷静なBのおかげでその場は事なきを得ました。
Bによると、こういう招霊法で呼ばれる霊は低級霊が多く、根気よく強気に説得すれば大抵の場合助かると言いました。。
私たちはBに感謝しました。

一年後、クラス替えがありBだけ違うクラスになってしまいましたが、AとCはまた同じクラスになりました。

しかし同じクラスにはSという札付きの悪ガキがいました

その悪ガキぶりはそうとうなもので暴力はあたりまえ、給食費を盗んだりなんてこともあるような生徒でした。

クラスのみんなはそんなSを相当に嫌っており・・・ある日Sへの仕返し計画的なものの発動へと進んでいきました。

Sをこっくりさんに裁いてもらうという方法で・・・。

当時小学生だからこそ実行してしまったゆえ、あの忌まわしい出来事のきっかけになるとも知らずに・・・。

私たちのクラスは、Sがたまたま学校を休んだある日の放課後、自分のクラスではもっともSを嫌っていたCを計画の筆頭的な立場にさせていました。
ちょうどクラスごとのお楽しみ会が近々あり、その計画や準備をしていた時期だったので放課後残っていても怪しまれることはありませんでした。

Cと、CほどではないにしろSに恨みを持つEがこっくりさんの十円玉に手を載せその儀式は始まりました。

「こっくりさん、こっくりさん、北の窓が開いています、どうぞおいでください・・・」

私は一年前のあの出来事を思い出しました。
しかしあの時と違うのは、Bにこの話をした私はBからBの家に伝わるとあるお守りを身に着けていたという点です。

すーっと十円玉が動き始めます。

『は・・・い・・・・』

しっかりと十円玉は反応を示します。
クラスのみんなの歓声があがります。

「Sがむかつくんですけどどうすればいいですか?」

誰かが質問しました。

『・・・・こ・・・ろ・・・せ』

C「殺せっていっても、、、、」

教室が静寂に包まれます。

D「でもこっくりさんの命令だぜ、もし従わなかったらこっちが、、、」

女の子が口々に「なんか気持ち悪い、やめよう」などと口走りはじめました。

ちょうどそのとき、意外な人物が教室に入ってきました・・・Sでした。

S「なんだよおまえら」

どうやら机にしまい忘れていたゲームソフトを取りに来たようです。

ふとCがふらふらとしながらSの前にやってきました。

C「・・・こっくりさんがおまえをころせといったんだ」

S「なに?」

するとDがSを後ろから抑えつけて身動きの取れない状態にしてうつろな目でこうつぶやきました。

D「お前を殺さないと俺たちが呪われるんだ」

教室は異様な雰囲気に包まれ、そこにいた全員が何かに取り憑かれたように「ころしてやる」と口に出しはじめました。

S「や、やめろ」

そしてSは虫けらのように暴行を受けはじめたです。

唯一正気を保てていた私はドアをこじ開け職員室に走り先生を呼びに急ぎます。
大急ぎで職員室にいた十数人の先生を引き連れ私たちは教室に急ぎました。

「やめろぉおおおおおお」

担任の先生が先頭を切って教室に駆け込み大声で叫びました。

「よせ、なにしてるんだおまえたち!」

「ころせっていったんだ・・・こいつをころさなければ、こっちが呪われるんだ・・・」

Cがぶつぶつと口走りながらSを踏みつけているのを目撃しました。

「ころせころせころせころせころせ」

女の子もうつろな目で繰り返します。

しかし大人の先生が十人近くいたため、今では禁止されてる体罰レベルのビンタでほとんどの生徒が正気を取り戻しました。

しかしすでにSの意識はありませんでした。
体中に上履きの跡がつくほど痛めつけられて泡を吹きながら白目をむき、天井を向いて倒れていました。

病院でなんとか意識を取り戻したSでしたが、体に一生残る障害を負うはめになりこの事件のあとSは、特殊学校へと転入する事になったと先生の話で聞きました。

でも暴行に参加した生徒たちは普通に中学校に進学しました。

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